植民地時代、ゴールは東西世界を結ぶ交易路の中心に位置し、船に食料や燃料を補給したり、スリランカの香辛料や宝石を積み出す重要な港として機能していた。そのため西欧諸国は常にゴールを奪おうと狙っていた。海からの攻撃に備えるため、海側の城璧には数十の大砲が置かれたという。普通、城壁の厚さは銃を持った兵隊が並べるほどの厚さ。だが、ゴールの城壁は大砲を置き、さらにその周りを兵が動けるようにと、厚さ一〇メートル
海からの攻撃に備えた頑強な城壁... の続きを読む
明治一〇年二月に京都・神戸間の本開業を見るけれど、その年の暮れ、一月一日には、大阪・京都間に設定の八往復の旅客列車のうち二往復を途中、高槻のみ停車にしたと伝えられている。ただ、全体の本数からして、右の二往復が高槻で他の列車を違い抜いたとは到底考えられない。話を関東に戻せば、新橋・横浜間鉄道は、明治一四(一八八一)年五月七日に早くも全線の複線化を終え、翌一五年三月一六日には、途中の停車駅(停車ステー
京都・神戸間の本開業を見る... の続きを読む
小学校6年生の息子がいます。お恥ずかしい話、一人で出かけさせる機会がなく旅行にも外出にも基本的には親として同行していましたが、今年の夏休みの都合がどうしても合わず、最後の夏休みの思い出作りの一環としてキッズツアーに参加させました。ツアー内容としてはハイキングやキャンプを通じての自然の体験、工場の見学と職業体験を通じた社会科見学でした。過保護かもしれませんが「怪我は大丈夫か」「体調は崩さないか」心配
小学生限定のツアーを通じて... の続きを読む
巨大建造物を次々と建てたエジプト第一九王朝三代目ラムセス二世。彼が残した最大規模の建造物として、紀元前一二五〇年頃、ナイル西岸に建てたアブ・シンベル神殿がある。神殿の正面は高さ三三メートル、幅三八メートル、奥行き六三メートル。入り□にはラムセス二世の高さ二一メートルの巨像が威風堂々と四体並び、内部には彼の戦いの模様を描いたレリーフなどが壁全体に彫られている。ラムセスとは「太陽神、ラーから生まれた」
初の国際的保護で水没を免れた遺跡群... の続きを読む
子どもが小さいときは、祖父母に孫を見せるために、長い休みには必ず帰省していました。それはそれで楽しいのですが、ちょっと工夫して、行きか帰りには、寄り道をして家族旅行にしてました。単独で旅行となると、時間的にも、経済的にも難しかったからです。主婦で時間だけはたっぷりあったので、図書館で旅行関連の雑誌や書籍で調べました。当時は、まだインターネット検索ができなかったのです。子ども連れでも、楽しめるところ
帰省に絡めた家族旅行... の続きを読む
子供が小さいと旅行に行くのに積極的になれないことがありますよね。でも、案外行ってみるとなんとかなるものです。公衆浴場に入れる年齢なら、大丈夫ですよ。お気に入りのお風呂で使用できるおもちゃを1つ。部屋で使用できるおもちゃを何点か持っていくのがおすすめです。その際は、おふろでは、シンプルなものをおすすめします。なくしたり大きかったりするとたいへんですから。お食事は、バイキングなら食べられるものが多いで
楽しい家族旅行のすすめ... の続きを読む
駅で寝る愛好者もいる。「ステーション・ビバーク」と称するもので、地方の無人駅の待合室に寝袋を持ち込んで泊まるものだが、他の客や住民に邪魔にならぬよう、けっこう気を遣っているようだ。もしクレームをつけられてもすべて自己責任で行っているのだろうから、私が評価する筋合いのものではないが、あえてお勧めはしない。そういえば昔の駅は深夜帯に発着する列車も多く、二四時間営業の駅は珍しくなかった。私も午前三時頃に
どこに泊まるか... の続きを読む
荷物を詰めるとなると、日本ではハードカバーのスーツケースが一般的であるが、軽さなどを考えると、クルーズでは布製のスーツケースで十分である。荷物を持って観光をするのではないので、大型のものでもいいが、問題は日本から外国船に乗るとなると、どうしても飛行機に乗らないといけないので、飛行機に預ける荷物の重さが一つの制限になる。自分の乗る飛行機会社の荷物の重量の上限を知った上で、パッキングするほうがいいだろ
乗船前にやること... の続きを読む
乗船前にバウチャー(乗船予約証)と一緒に、オプショナルツアーの申込み書が送られてくる。クルーズ前のもっとも愉しい時でもある。普通は、しっかりオプショナルツアーの内容を確かめ、寄港地をガイドブックで調べ、どのツアーにしようか考えるものだろう。しかし、私はオプショナルツアーの申込みは、乗船してからやっている。というより、しっかり調べている時間のないまま、乗船当日にパッキングして、出かけることが多いから
オプショナルツアーの選び方... の続きを読む
船はのろい。国内最速客船の部類に入る新日本海フェリーの「はまなす」や「あかしあ」(北海道小樽〜京都府舞鶴)ですら航海速力三〇・五ノット。時速になおせばおよそ五五キロに過ぎない。東海道新幹線区間(東京〜新大阪間五五二・六キロ)の「のぞみ」が最高時速二七〇キロということを考えれば、これは亀の歩みにも等しい。忙しい現代人にとって、この「のろさ」は耐え難いもので、多くの人が移動手段としてフェリーを敬遠する
こころとからだにやさしい... の続きを読む
嵐電こと京福電鉄嵐山線だ。西大路三条から山ノ内の先まで、それに嵐電天神川〜蚕ノ社開か路面区間である。関東でいえば江ノ電(江ノ島電鉄)や東急世田谷線のような存在で、軒先をかすめる急カーブの多い線路、短い間隔で設けられた駅、しかも路上から数段上がればホームという乗りやすさがあり、今も京都市民や観光客に親しまれている存在だ。鹿王院、車折神社、有栖川、帷子ノ辻など、途中下車したくなる駅名も多い。このような
嵐電こと京福電鉄嵐山線... の続きを読む
海外旅行から日本に戻るとき、機内では日本の新聞や週刊誌を読みあさってしまうものだ。1週間くらい海外へ行っても同じようなもので、日本のさまざまな情報に飢えてしまう。いかに普段の生活は、情報にあふれているか実感する。テレビをつければ、リアルタイムで情報が流れていることに、いつもはまったく気が付いていない。ところが、船ではどうだろうか。海外クルーズに出てしまえば、もちろん日本の新聞、週刊誌は手に入らない
船上での情報収集... の続きを読む
バンガロールの男たちは普通なのだ。いや、日本人の感覚に近いのだろう。仕事には気苦労がある。それでも一家を支えなければいけないから、自己主張を呑み込んで仕事をこなしていく。家へ帰れば、子供の教育や生活費の問題が女房の口を通して迫ってくるから、仕事帰りにこの路地なのである。1杯のつもりが、気がつくと中サイズのラムの埋が空いてしまうことは、酒飲みにはよくあることで、朝日を腫れぼったい瞳で眺めることになる
日程や便の変更ができないLCC... の続きを読む
困ったことに、世界1周の最後のルートにあたるアメリカから日本までという太平洋路線にはLCCが就航していなかった。これまでの格安航空券の片道チケットを買うしかなかった。LCCは世界のどこにいても、コンピュータで航空券を買えたが、格安航空券はそこまでの広がりがなかったのだ。もうひとつは値段だった。LCCの運賃は、一般的に搭乗日に近づくほど高くなる傾向がある。利用者の足許を見ているわけだ。その傾向が強い
格安航空券の片道チケットを買うしかなかった... の続きを読む
JR線と東西線の乗換駅は、中央線側の中野がノータッチ接続である(JR中央線〜地下鉄東西線間の直通電車は平日、土曜・休日の別なく終日にわたり運転されている)のに対し、総武線側の西船橋は中間改札を介した接続となる。従って、中央線各駅と総武線各駅相互の利用者がJR線を経由したのか、それとも東西線を経由したのかは、西船橋駅の中間改札を通ったか通らなかったかにより判断している。ここを通れば東西線経由と判定さ
経由の問題点... の続きを読む
バンヤンツリーのリゾートへ行くと、言葉にできない温かでおだやかな空気が満ちている。シャンプーの入っている陶器、手織りの布を使用したクッションやファブリック、折られたばかりのプルメリアの花など、目につく小物、肌に触れるものの多くが人のぬくもりを感じさせるからだ。エコロジー、自然保護というとかた苦しく、楽しいイメージとはかけ離れているが、バンヤンツリーでは、知らないうちにそのメッセージを体が受け止めて
一生に一度の体験を提供... の続きを読む
従業員のための施設、サービスの手厚さにも非常に驚かされた。なかでも社員食堂にはどこも力を注いでいる。就労中の休憩時間でもある食事の時間を快適に過ごしてもらうことが、リフレッシュになり仕事へのパワーになるとの考えであろう。「ザ・リッツカールトン、ミレニアシンガポール」の社員食堂は、ユーモラスに「ハードロックカフェ」ならぬ「ハードワークカフェ」と名付けられ、シンガポール名物のポーカー(屋台)スタイルの
レストラン並みの社員食堂から授乳ルームまで... の続きを読む
市街の続き、旅情に浸る開も無く、あっという間の温泉街、浴衣姿のそぞろ歩きが目立ち始める。大型和風旅館が軒を並べる中にあって、赤レンガ造りの洋風ホテルはやはり一際目立つ。アプローチから玄関先に車を停めると、ドアマンが、さっと寄って来てドアを開けてくれる。中々スマートな接客ぶりである。「オールドイングランド道後山の手ホテル」一度聞いたくらいでは覚え切れない長い名前のホテルは、かつて大型旅館だったのをコ
和風旅館の集まりに風穴を開けたホテル... の続きを読む
松山での夕食。旅立つ前から予約をしておいたのは、江戸前鮨の「すみもと」。地方の鮨屋、とりわけ港町のそれは、どうしてもネタの鮮度に頼りがちで、シャリもネタも大きくなって、鮨というよりも、刺身のせ寿司飯、になることが多い。その地、その海ならではのネタを一工夫して、築地直送のネタも織り交ぜ、江戸前の技法で、酢を利かせた小振りの鮨が僕は好きだ。鮨屋のカウンター。ひとり夕食にとって、これほど有難い存在はない
四国では珍しい本格江戸前鮨... の続きを読む
独身の頃は海外旅行が大好きで、いろんなところへ行ったのですが、結婚してからは新婚旅行で行ったバリが最後で、それ以外には海外には一歩も出ていません。特に子供が生まれてからというもの、行こうとすら思わなくなってしまいました。やはり、子連れで海外へ行くは大変だろうな、と思います。それでも独身の友人がハワイに行って離島で泳いだだの、ベトナムに行って雑貨を買いまくってきただのと楽しげに話をするのを見ていると
そろそろ海外旅行に行きたくなりました... の続きを読む
一般的な家庭で家族旅行というのは、どのくらいの頻度で行くものでしょうか?これには正確な数値はありませんし、平均的な家庭というのもあまり関係ないかもしれません。やはり子供がいる場合は、旅行が長期の休みになってしまうのは、仕方ないでしょう。人気は沖縄などのリゾート地になるでしょう。そして、温泉などもよい選択です。お金は少々かかるとは思いますが、子供との思い出作りにはぴったりだと思います。家族での旅行で
家族旅行はどのくらい行くのか... の続きを読む
今年の夏に、友人と海外旅行に行きました。行った先はハワイだったのですが、飛行機からのあの深いブルーの海には感動しました。空港に着くととても暑く、いかにも南国といった感じの雰囲気でテンションも上がりました。そして、食事をとろうという事になり、レストランに入りました。そこにはテラス席があり、どうせハワイに来たのだからと、ハワイの風を感じながら食事を楽しむ事に、席に着くとメニューと睨めっこ。あまりにもお
海外旅行から帰ったら... の続きを読む
そのOさん夫妻とも、別れの時がやってきた。酒泉を発車すれば、次は30分足らずで嘉略関である。狭いコンパートメントで2泊3日の時を共有した連帯感から、一抹の寂しさに包まれる。思えばいろいろな物をいただいた。ゆで卵に始まり、ピータン、りんご、なし、お菓子、それにお土産にとウーロン茶まで。これに対し、我々2人はお返しするものが何もなかったことが残念でならない。進行右側の車窓はるか彼方、荒涼たるゴビ砂漠上
別れの時... の続きを読む
日本は温泉が豊富で恵まれているのである。イタリア、ポーランド、チェコスロバキア、フランス、ドイツ、スイス、ルーマニア、ハンガリー、ユーゴスラビア、ポルトガル、スペイン、ギリシア、ソ連など温泉を大切に利用している国々で、病気の治療だけでなく予防のためにも活用されている。これらの国々では、温泉水の利用以外に、空気、日光などの自然の気候、マッサージ、体操、歩行、電気などの物理療法そして食事療法も併用して
日本は温泉が豊富で恵まれている... の続きを読む
外国へ行けば、帰りにウイスキー三本とタバコの二百本を持って帰れるのだから、とにかく目一杯買って帰ろうじゃないか。かくて外国帰りの日本人が洋酒と煙草の袋を片手にさげた姿は世界でもっともポピュラーな光景になった。しかし、外国に行く時に洋酒やタバコを買っても、それは外国で飲むか、外国の人たちにお土産にあげるものしか買えない。台北やソウルの飛行場の免税店の品揃えがまだ貧弱だった頃は、羽田の免税店で帰りの分
世界でもっともポピュラーな光景... の続きを読む
日本の「クアハウス」は、一九七四年、財団法人日本健康開発財団が提唱した温泉施設である。この施設は、日本の社交形態は湯屋文化ともいえるので、クアハウスという名称をとり入れたのである。この日本の「クアハウス」は、厚生省が国民の健康づくりに有力な手段としておしすすめている「温泉利用型健康増進施設」のモデルである。それは、浴槽部門を主として「健康管理」「触れ合い」「健康づくり」の三つの部門より構成されてい
日本にも「クアハウス」を... の続きを読む
妊娠中は初期、安定期、後期とあり、安定期が旅行のチャンスと言われています。もうしばらくは海外に行けないでしょうし、海外行きも検討しましたが、何かあった時のことを考えて国内旅行にしました。どうせなら東京都内でリッチなホテルに泊まって贅沢な時間を過ごそう、ということで、二度と泊まれないようなすてきなホテルに滞在しました。最上階にあるラウンジでは飲み物や軽食・お菓子が無料で楽しめます。もうそれだけで感動
東京都内での国内旅行... の続きを読む
毎日屋外で料理をする、それが日常になると、そうそう凝ってもいられなくなる。つまり火を使うのだって手間だし、水を無造作に使うことも叶わない。屋外の調理には制約が多いということです。その中でやりくりをしなければならないので、だんだん単純になっていくでしょう。なによりも、すごく頭を使うのです。合理性が必要です。でも、ここでノウハウをいちいち開陳するのは、やめておきます。この工夫こそが野宿の醍醐味、各人工
野外での料理は面倒なことを覚悟する... の続きを読む
まだ行ったことはないのですが、バリ島などのリゾートで、のんびりと風に吹かれて1日海を見つめているというような旅を、娘の手が離れたら、友達と一緒に行ったら楽しいだろうなと思っています。シンガポールには、仕事も含め、4回行きました。シンガポールは、ビザもいらないし、飛行時間も6時間。ちょうど良い距離の手頃な海外だと思います。家族での初海外旅行などにはピッタリかもしれません。いいホテルもいっぱいあるし、
バリ島などのリゾート... の続きを読む
現代の日本では、都市部の宿の場合、旅籠屋や商人宿の流れをくむ日本旅館は、シティホテル(都市型ホテル)やビジネスホテルにとって代わられつつある。ただし、温泉地では伝統的な宿の日本旅館がホテルのよさも取り入れて巨大化している。九州のある温泉地では温泉宿が巨大化するのではなく、閑静な宿を目指した方向を取っていることが全国的な評価を受けているといわれる。さらに京都のごく一部の日本旅館でも、高級化の方向とし
江戸時代に発する上等なもてなしと高級日本旅館... の続きを読む
下船は歓迎式典などもあって少々遅れたが、それでも午前10時には、中国大陸の大地を踏みしめた。ところが、なんとなく足下が覚束ない。船から降りたというのに、地面が揺れているように感じる。これを「陸酔い」というのだそうだ。以前、日本船の乗組員にそんな話を聞いたことがある。ふわふわと揺れる身体で、厳しいことで定評のある「上海入管」「上海税関」の審査を受ける。当時、中国入国にはビザが不可欠であった。逆に言え
ビザなし入国... の続きを読む
珊瑚礁に囲まれた島で、お店はメインストリートにちらちらとある程度。島一番のスーパーマーケットにも商品はちらちら、飛行機便のある日だけ品物がたくさん並び、必要とする人がわぁっと買ってしまう。だから、いつもは品物が少ない。ここの人たちはいったい何を食べているのだろう、と思えるような島がある。南太平洋の小さな島に行ったらこんなところが必ずある。大きな島からちょっとオプションで小さな島に足を延ばした場合に
「歩きまわる」、そして「人とふれあう」... の続きを読む
ディーゼル車両が、排気ガスやエンジン音などの短所ゆえ、それに代わる車両の開発が複数試みられている。ハイブリッド車両に関しても、JR北海道では、モーターアシスト式ハイブリッド車両という、小海線の車両とは異なるシステムのハイブリッド車両を開発したと報じられた。まだ試験段階だが、いずれ乗れるチャンスが訪れるかもしれない。スウェーデンでは、バイオガスを動力とする車両が走っている。バイオガスとは、落ち葉や家
鉄道の優位性をアピールする車両... の続きを読む